夏の佐久市

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2017年が明けて10日間が過ぎました。そろそろ休みボケから脱し、仕事に取り掛からないといけない日々でございます。
昨年末からの年末年始は、娘が生まれてから初めての、家族一緒のんびりとした数日間を過ごせました。
初の冬の佐久平を過ごし、その事を書かなければならないのですが、冬を語るには、まず夏を語らないと始まらないことに気がつき、時期逆転の先ずは、「夏の佐久平」です。

夏の佐久平は、本当に過ごしやすく、我が家の周辺には、水田が広がり、蛙が大発生するので、おそらく、ボウフラの段階から蚊が根絶やしにされるのか、ひと夏で、蚊に遭遇したのは、なんと2回ほど。
ベープマットや蚊取り線香など東京から持ってきたアイテムも活躍する事なく納戸に仕舞ったままとなりました。
そして、浅間山、蓼科山を眺望する事ができる開けた地形に吹く風と、周囲の水田によってとても過ごしやすい環境が作られます。
気温は、佐久平駅周辺よりも1〜2度程涼しくなります。

ペット可の戸建賃貸物件、、
そんな物件が殆どない長野県で、奇跡的にも偶然に見つけた物件でしたので、即決でした。
我が家は、以前水田だった場所を農地転用し、12棟の庭付き戸建住宅が建設された集落の北東の一番端を賃借しました。
道路沿いの角地で、道行く人々が我が家の食卓から見えるので、窓越しにご挨拶など交わせるとても素敵な環境です。

この12棟には、東京からの移住者が我が家を含め4世帯。
東京からの別荘として週末に来られるご家族が1世帯。
ご夫婦で、東京と佐久平を毎日行き来されているご家族が1世帯。
元々長野県内にお住いのご家族が5世帯。
特に、東京からの方々に移住当初からお世話になり、その後もずっと仲良くしていただいております。
そんな移住組の方々は、我が家を除いてご高齢のご夫婦です。
お仕事を退職され、その後の人生を好きな事など行いながら佐久市で過ごされております。
一年を通して、本当に夏と冬が全く違ったライフスタイルになる環境なのだと感じることになるのは、このご高齢の方々によるモノが大きかったです。

夏場は、周囲の方々と本当に密にご一緒させていただきました。
畑や、菜園など日常の情報共有から、食材の交換、バーベキューなど含めて、とてもアクティブです。
バーベキューでは、車で20分ほどの田中駅付近にあるお肉屋さんに食材を買いに行きます。まとめて買うととても安く、しかもとても美味しいお肉が取り揃っています。

庭もそれぞれが塀などで囲われているわけではないので、とても緩やかに繋がっており、誰かがバーベキューをしていると、何となくお酒や食材を持って参加ができるような、、集落全体がひとつの家族のような繋がりが感じられます。

周囲は、心地よい風が緩やかに流れる、本当にのどかな夏場を過ごすことができました。
こんな状態が、5月末から9月末頃まで続くのです。
さて、正反対ながらも何とも味のある冬場の生活に関しては、また改めて。。

投稿者: TomohiroNabeta

2016年より長野県佐久市に移住し、生活拠点としながら、全国を移動し、医療福祉環境のデザイン及びコンサル。 商業施設や住環境のデザイン、製品のデザイン、ディレクションなど行っています。 >PROFILE-PAGE

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